ナレーション

今晩新規の塾生さんがきてくださいました。
声優の養成所に通っていて、卒業間近、
プロとして契約してもらうためのオーディションを控えて、
さらにステップアップしたいというSDさん。

非常にレベルが高い、しかも若い女性がきてくれたと言うことで、
舞い上がったのは、いつもの養成所を目指すメンバー、Oくん、Kくん、SMくん、Mくん。

ナレーションができるようになりたいと、アナウンス講座に通ってくれてる人たちなので、
今日は、私がおととい、番組の中で読んだ６０秒のお知らせ原稿を読んでもらったのですが・・・・

台詞を読むのとは勝手が違うようで。
それはそうでしょう。私が台詞を読めと言われればそれはそれで勝手が違って、
なかなか思ったとおりにはいかないのですから。
みんなまじめに一生懸命は読んでくれますが、
それではなかなか大事なところが、伝わりません。
力を抜いてラフに読むことも必要というと、最初っから最後までラフになってしまい、
ますます伝わりません、
あげくに格好よく読もうとしすぎて、テンションが下がって何も伝わらない人も。

頼みのSDさんも、雰囲気や、持ってるものの良さは伝わるのですが、
初めてのむさしの芝居塾と言うことで緊張したのか、
力が入りすぎて、作り込みすぎて、うそっぽさがでてしまう始末。

なかなか大変でしたが、大きなプラス材料もありました。
それは、読んでる人以外の全員にそれについての感想を言ってもらっているのですが、
自分はできないまでも、どうしたらいいかを真剣に考えて、
結構いいことを言ってくれます。
ということは、全く橋にも棒にもかからないわけではなくて、
冷静に自分のやってることに気づいてさえくれれば、
ある日突然化ける可能性もあるということです。
そんな自分を見つめ直してもらうためにも、
１週間読み込んでもらって、来週もう１度、同じ課題に取り組むことにしました。
来週みんながどんな答えを出してくれるのか今からとっても楽しみです。

皆さんも、こんな風に、一緒に悩みながら、スキルアップを目指してみませんか。
声優、アナウンサーを目指す人はもちろん、楽しくしゃべりたい人、
プレゼンが得意になりたい人、面接、オーディション対策をしたい人、
いろんなニーズをお待ちしています。