背中合掌で「後ろ姿小町」に

こんにちわ吉野です。

今回ご紹介するポーズは、
背中で合掌。
えっ?背中で合掌?簡単簡単!
と思っている方。
一度チャレンジしてみてください。
前で合掌するのとは大違い。肩や腕、手首、手の甲など、人によって場所は違うと思いますが、
イテテテ…!と指の先しかつかない方もいるでしょう。
背中で合掌は、
肩甲骨、胸、腕の筋肉を主に使い、スマホの使いすぎなどで現代人に多いんですが、手の甲が固まってしまうとぴったりと手のひらを合わせることができません。
実際、Nさんに先週チャレンジしてもらいました。

「いてててて」と顔を歪めながら、なんとか背中の下の方で指先がつくくらいでした。そして少しアドバイスをして、今回もう一度チャレンジしてもらったところ、
ここまでできるようになりました(写真)。
Nさんは、肩甲骨周りと手の甲などが痛い…とのこと。
まず肩甲骨の動きは、クラスで行う上半身の「タオルストレッチ」などでしっかりと動かしましょう。
そして手の甲の硬さは、スマホやパソコンなど原因はたくさんありますが、
手首回しや手の甲のストレッチをイタ気持ちいい範囲でゆっくり行うと、だいぶ痛みは解消されます。

また、比較的楽に背中合掌ができたMさんは、
「肩の前側の筋肉が痛いです」。
机に向かうことの多いMさんは、少し猫背気味。
この状態が癖づいてしまうと、猫背がますますひどくなり、
慢性的な肩こりや頭痛などを引き起こす大きな原因になるとも言われています。

Mさんが痛みを感じたのは、
鎖骨の下の上部大胸筋のあたりでしょうか。
猫背気味の方は少し引っ張られ、背中が反った感覚になり、
軽い痛みがあるかもしれません。
でも、胸の筋肉がしっかり伸び、胸が張れている状態なので、
猫背気味の方はこの背中合掌をストレッチの1つに加えてみるのもいいと思います。
背中合掌を続けると、その痛みは和らぎ、胸を張ることで浅い呼吸が深くなり、呼吸が楽になります。

無理はせず、痛気持ちいい範囲で続けていけば、
来月までにNさんの両手は後ろでピッタリくっつき、
Mさんの痛みも楽になり、2人とも「後ろ姿小町」間違いなしです!
2人の後ろ姿に乞うご期待。無理はせず、楽しく続けましょう。

次回の「ゆるヨガ&コミュニケーション術」クラスは、
7月12日(木)14:00〜16:00です。
お待ちしていまーす。

むさしの芝居塾スタッフ

吉野麻子
吉野麻子
「人生、楽しまなくっちゃ!好奇心旺盛なあなたをもっと笑顔に!!」NACK5プロ野球中継のベンチレポーターを約15年担当。TV、ラジオのキャスター、レポーターを経て、イベントMC、スポーツ中継ディレクター。魅力的な聞き上手を目指しませんか?

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吉野麻子

「人生、楽しまなくっちゃ!好奇心旺盛なあなたをもっと笑顔に!!」NACK5プロ野球中継のベンチレポーターを約15年担当。TV、ラジオのキャスター、レポーターを経て、イベントMC、スポーツ中継ディレクター。魅力的な聞き上手を目指しませんか?