3月13日の塾生発表会で司会をしてもらう2人に集中レッスンをしました。
ウズベキスタン出身のGさんは、本番前最初で最期のレッスン。
もちろん、司会の経験も皆無なので、お互いに不安しかないレッスンのスタートでしたが、その吸収力の凄さにびっくり。
難しい日本語の表現や、日本語の原稿はさすがに使えないので、できるだけわかりやすい言葉で喋れるように伝えたら、母国語と、母国語の音声表記を使って、メモを取り、しっかり言葉で再現してくれました。
我々プロのアナウンサーも、つい考えすぎて、言葉をこねくり回してしまったり、飾り立てて難しい表現を使ってしまったりしますが、Gさんの喋っているのを見て、改めて、伝えるってことは、いかに簡単に、わかりやすい文章でしゃべることなんだなと実感しました。
当日までに、もっと喋りやすい文章に直して練習してきてくれるそうです。
そしてもう1人、13日に司会をしてくれるのがFさん。
こちらは、割と日常的に話すという作業をしている方なので、司会の段取りに関しては問題ありません。
ただ、大きな問題が一つ。なかなか体に染み付いた語り口から脱却できないのです。しっかりと声を出しさえすればとてもいい声なのに、ちょっと油断すると、いつもの自分の口調に戻ってしまいます。
その修正を頑張っていたところ、ちょっとしたきっかけで、感情がむき出しになり、とってもいいおしゃべりができ始めました。
発表会まで1週間。きっと、元気な司会ぶりで、みなさんを楽しませてくれると思います。
3月13日の塾生発表会、発表する塾生さんの演技も楽しみですが、2人の司会ぶりにも注目です。
むさしの芝居塾スタッフ
- 「声のいい人って輝いてみえます!人生をキラキラにしましょう!」 元文化放送アナウンサー。現在はNACK5のプロ野球中継などTV、ラジオで実況アナウンサーとして活躍中。正しく美しい発声法で、長時間出し続けられる貴方だけのいい声を、一緒に探しましょう!
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