刺激し合うMCと俳優

夜は結果的に３時間のロング講座になりました。
将来は自分のラジオ局を持つのが夢という女性が、仕事の都合ということで、
少し早めにおいでになりました。
彼女は３月１３日の塾生発表会の司会者に立候補してくださったので、
そこに向けてのレッスンです。

初登場のFさん。イベントMCを想定してのレッスンです

自前のラジオ局を持ちたいというだけに、しゃべりには自信があるようですが、
彼女のしゃべりを聞いた私は、基本を学ぶことの重要性をおしえたいと思ってしまいました。
野球でいう基本の習得が何より大事だと思っているコーチが私、
身体能力だけで野球をやっている選手が彼女、というイメージ。
発声の基本を１から初めて、楽しく大きな声でお客様に向かって話すという
司会者としての基本的な立ち位置を学んでいただきました。
仕事で途中抜けしなければいけないかもと言いながら、
結局最後まで食らい付いてきてくださったので、
かなりタフなレッスンにはなりましたが、
たくさんのことを吸収していただけたようです。

そして、もう１人、先週に続いて訛りを治したいという生徒さん。
彼女は１３日の塾生発表会に朗読で参加したいということで、
発表会の演目を正しく発音するというテーマでのレッスンでした。

北陸出身のSちゃんは訛りが悩みの種

先週、日本語の発音の基本パターンを繰り返しやっていたので、
最初はまだおかしなイントネーションがあったものの、
修正してあげたら、最後にはほぼパーフェクト。
今回は発表会の演目に絞ったピンポイントでのレッスンでしたが、
もっと色々なパターンで正しく発音できるようにしたいという希望があるようなので、
時間をかけてじっくりとやっていきたいと想います。