来週月曜日、昼も夜もアレクができる!

12/28は芝居塾の年内最後の授業であると同時にアレクサンダー・テクニークの年内最後の授業でした。

まあ、年の瀬だし、生徒さんが来なくても掃除をしていけばいいかな。
なんて思っていたのですが、それは大きな勘違い。
蓋を開けてみれば、芝居塾のアレクサンダー・テクニーククラス史上最高の7人参加という事態に!
いや、いいことなんですけどね。
この人数は、グループレッスンならではの良さを体験出来るチャンス!
普段あまりできない形態のレッスンを色々とやってみました。
例えば…
これ、円陣組んで気合い入れているのはありません。
アレクの基本、「頭と脊椎の関係性」を体感していただくために参加者全員で拳を重ねて脊椎の「生きた模型」を作っているところです。この状態で脊椎にプレッシャーがかかると、下部に行くにつれてその圧力が増すこと、脊椎の動きが鈍くなることなどを体感しているのです。
全身の感覚をフルに使って、「楽さ」であったり、「より良い動き」を実体験していくことで、クラスの空気も変わっていきます。生徒さんは、自分のみならず、他の人の変化にも「あ〜」とか「お〜」とか反応しています。
これこそグループレッスン最大の利点、「他の人の変化」が間近で見られることなのです。
アレクサンダー・テクニークの学び始めは、自分の変化よりも他人の変化のほうがわかりやすいのです。
逆アレクサンダー・テクニークで頭が脊椎を押し下げると色々不自由なことを実感してもらったりしながらクラスは進みます。
そして休憩。
なんとなくピクニック気分です。 
後半は台詞を言う時の緊張、仕事をしている時の腰や肩の痛みなど、生徒さんたちが気になっていることにアレクサンダー・テクニークを使うとどう変わるのか、を実際にやっていきます。(アレクサンダー・テクニークのクラスでは「アクティビティ」などといいます。)
もちろん、何もやりたくないという人に無理強いはしません。
見ているだけでもそれなりに勉強にはなりますから。
アレクサンダー・テクニーク、是非とも皆様に受講していただきたいなあ、と思っております。
今回、年末ということで普段のクラスの時間に来られない人たちが来てくれました。
だから、というわけではないのですが、2017年1月30日(月14〜16時、19〜21時)に特別クラスを開講します!
水曜昼は時間がちょっと…いう方も是非、この機会にアレクサンダー・テクニーク、ご体験ください!

むさしの芝居塾スタッフ

直塚和紀
直塚和紀
「芝居をしてる時もしてない時も、人生を楽しめる身体作りを!」 学生時代より海外公演を含む蜷川幸雄作品、美輪明宏作品に出演。声優、ナレーターとしても活動中。アレクサンダーテクニーク認定教師として芝居中だけでなく日常の動作も楽になるよう導きます。

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直塚和紀

「芝居をしてる時もしてない時も、人生を楽しめる身体作りを!」 学生時代より海外公演を含む蜷川幸雄作品、美輪明宏作品に出演。声優、ナレーターとしても活動中。アレクサンダーテクニーク認定教師として芝居中だけでなく日常の動作も楽になるよう導きます。