水曜昼はアレクサンダー・テクニークの日です。
先日のレセプションでも「受けてみたい!」という声をかけていただいたのですが、今ひとつ内容が判らない、との声もいただきました。
そこで今回はどんなことをしているのか、次回はどんなことをするのか書いてみようと思います。
アレクサンダー・テクニークは120年くらい前にイギリスで発達した技術です。
元々、創始者のF.M.アレクサンダー氏は俳優でしたが、舞台上で声が枯れるという事態に陥りました。
医者やボイストレーナーでも解決出来ず、彼は独自にその解決法を見いだし、それを体系化した訳です。
ところが、その技術は俳優の声の悩みだけでなく、様々な身体の不調をも解決出来ることが判ったのです。
芝居塾では、俳優はもちろん、そうでない方も楽しみながら自分の不調を改善するクラスを目指しています。
簡単な解説から始まり、テクニークを応用した簡単なストレッチやゲームをやります。
このストレッチをやると、今まで届かなかった距離まで手が届いたり、痛みを伴わないストレッチを体験出来ます。
自分の可動域が無理なく広がっていくのは楽しいですよ!
その後、それぞれ「これがラクに出来るといいのにな〜」とか「もう少しこれを上手にできないものかしら」というような動きを、実際にアレクサンダー・テクニークを使ってやってみます。
その場で自分に起きる変化にびっくりするかもしれません!
来週はストレッチと呼吸・発声をメインにやる予定です。
が、もちろん他のことをやりたい方も大歓迎です。
水曜14時から、樂屋でお待ちしてまーす。
直塚和紀
むさしの芝居塾スタッフ
- 「芝居をしてる時もしてない時も、人生を楽しめる身体作りを!」 学生時代より海外公演を含む蜷川幸雄作品、美輪明宏作品に出演。声優、ナレーターとしても活動中。アレクサンダーテクニーク認定教師として芝居中だけでなく日常の動作も楽になるよう導きます。
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