水曜日はアレクサンダー・テクニークの日。 何と3人の方がクラスに来てくれました。
以前、直塚が講師として呼ばれたワークショップで知り合ったIさん。
Iさんは持病により歩く時にかなりの苦労が生じます。杖も必要ですし、痛みも伴います。
テクニークの説明から始まり、レッスンの最後に杖なしで短い距離を歩いてもらいました。
楽さと力強さ、今までとは違った自分の脚での歩き方を手に入れたようでした。
次のレッスンが楽しみです。
そして前回に引き続き、チンドン屋のYちゃんが友人のKさんと一緒に来てくれました。
Kさん、何と頚椎ヘルニアになってしまったのだとか。
話を聞いていくと、仕事の体勢が見るからに首に辛そうだったので、そこからレッスンをスタート。
こちらがレッスン前
楽さが違うのが判ると思います。
身体の痛みは信号です。
「そこが悪い」ではなく、「自分の身体の使い方が間違ってますよ」という信号なのです。
今まで身につけた癖が身体を痛めつけているのです。
テクニークはそれを改善していきます。
Yちゃんは前回に引き続き、声のお悩み。
Kさんも似たような「声の響きの問題」を持っていたので二人同時にレッスンを進めていきます。
二人の声に変化をもたらしたのは、動きでした。
苦手だと思っている音を出す時に、わざと身体を動かしてもらったのです。
それが声に変化をもたらしました。
今まで出たことのない『声』が出たようでした。
知らず知らずのうちに身体を固めていたのが、声に制限をかけていたようです。
ほんの少し、新しいことをやってみるだけで、大きな変化が手に入る。
アレクサンダー・テクニークのクラスは毎週水曜日です。
むさしの芝居塾スタッフ
- 「芝居をしてる時もしてない時も、人生を楽しめる身体作りを!」 学生時代より海外公演を含む蜷川幸雄作品、美輪明宏作品に出演。声優、ナレーターとしても活動中。アレクサンダーテクニーク認定教師として芝居中だけでなく日常の動作も楽になるよう導きます。
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