5/28の芝居塾はアレクDAYでした!
14時から「緊張のお悩み解決」SP、19時から「声のお悩み解決」SPと題したお悩み解決レッスンです。
両方とも俳優が抱えるお悩みの両横綱だと思いますが、俳優以外でも悩んでいる人は多いのではないでしょうか?
それぞれ、どんな状況で緊張するのか、緊張する事でどんなことが起きるのか、を考えてもらいます。
様々な舞台での緊張、人とのコミュニケーション…、色々な場面で緊張が襲ってくるようです。
そもそも緊張って何なのか。
実は単なる筋肉の収縮なのですが、なぜか日本ではとっても悪者扱い。
緊張することが悪であるかのように扱われます。
ですが、身体には適切なハリ(緊張)が必要です。
じゃないとタコみたいに潰れちゃいますもんね。
いらないのは、身体を動かなくする「不要かつ無駄な緊張」なのです。
今回のSPではその辺を細かく説明、体験してもらいました。
セリフを読む、指を動かす、知らない人に声をかけたり説明する。
それぞれ必要最低限の力で最大限の効果が出るように、カラダのバランスを変えて動いていきます。
すると、余裕が生まれて、話す内容や声の響きも良く変わっていきます。
緊張って心の中で起きているようですが、実はカラダで起きているのです。
だから、無理矢理ココロを変えようとしてもうまくいきません。
カラダを通してアプローチすることで、緊張は初めて変化するのです。
そして、夜は「声のお悩み解決SP」!
MKくん、お久しぶりのYちゃん、Mさん、MSくん、昼に引き続きのAちゃんでした。
声は出すものではなく、響かせる。
これは僕のアレクの師匠が言った言葉ですが、声を出そうとすると頭が前に出て声帯を軽く押しつぶします。
すると、声が通りにくくなり、頑張って声を出そうとします。
すると、音の細かいニュアンスや表現が失われ、何を話しても同じような平べったい音になるのです。
これではお芝居が均一な感じでつまらなくなりそうです。
人間の声は、声帯だけで発しているのではありません。
カラダ全体に共鳴して響くことで、全身から発しているのです。
だから、カラダが緊張して硬くなっていると、頑張ってノドで声を出さないといけないのです。
ヴァイオリンを弾くときにボディを抑えて弾く人はいません。
声も同じように、響くカラダがあって初めていい音になるのです。
ここからはお昼同様、その人それぞれのベストバランスを探し、動いていきます。
直接、呼吸や声帯を変えなくても、声はどんどん変わっていきます。
アレクサンダー・テクニークお悩み解決スペシャルで、あなたも自分のお悩みを解決しましょう!
次回は6月11日 19時〜カラダの動き改善SP、
6月18日 14時〜集中力強化SP 19時〜声の響き改善SP
です!
むさしの芝居塾スタッフ
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