今回は前回に続いてIさんとJさんがレッスンに来てくれました。
前回、Iさんに出たダルさ。
今回は2日に短縮したとのこと。
確実に今までとは違った自分の使い方を実践した証拠だと思います。
前回のおさらいを少しした後、「歩く」レッスンをします。
Iさんの歩きにリズムというか、柔らかさのようなものが出てきた気がします。
レッスン中、教師は手で生徒の動きをサポートします。
Iさんのレッスンを見ていたJさんが、
「あんな風にただ首に手を置いただけで楽に歩けるなんてね〜」と驚いてました。
もちろん、ただ手を置いてるだけではありません。
「ハンズオン」と呼ばれるアレクサンダー・テクニーク教師の必須技術の一つです。これを学ぶのに数年以上かけるわけです。
さて、次はJさんがそれを体験する番です。
苦手な(というか嫌いな)デスクワークで身体が痛くなったというJさん。
簡単にテクニークの説明をして、実際に色々な動きや姿勢で楽さを体験してもらいました。
後半は何か気になっている動きをレッスンしていくのですが、Jさんが選んだのは腹筋。
「普通にやると出来ない」というJさんの動きを見て、レッスン開始です。
ハンズオンして腹筋してもらうと、
「何ということでしょう、身体があがるではありませんか」
腹筋出来ないのは、筋肉が弱いから、と思っている方も多いですが、実は身体を動かす順番を変えることで出来ることがあります。
ハンズオンはその順番を教える手段でもあるのです。
ホントにそんなに違いがあるのかな?と思ったあなた。
次はあなたがハンズオンを受ける番です!
むさしの芝居塾スタッフ
- 「芝居をしてる時もしてない時も、人生を楽しめる身体作りを!」 学生時代より海外公演を含む蜷川幸雄作品、美輪明宏作品に出演。声優、ナレーターとしても活動中。アレクサンダーテクニーク認定教師として芝居中だけでなく日常の動作も楽になるよう導きます。
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