写真の撮り方撮られ方

3月14日木曜日のお昼は新企画「写真の撮り方撮られ方」でした。
講師を務めるのは塾のアートディレクター初瀬健大。
2016年に一度「スマホでらくらく写真撮影術」という講座をやりましたが、それ以来の登板です。
3年前は「撮る」ことのみにフォーカスした企画でしたが、今回は「撮られる」方についても学べます。
カメラ講座は世にありふれてますが、「撮る」「撮られる」を同時に学ぶというのは芝居塾ならではですね。

この日はIさん・Sさん・Hさんの3人が来塾。
レッスンはまず「撮る」からスタートです。
3人とも普段使っているカメラはスマートフォンなので、スマホに特化した撮影術を展開します。
一見すると一眼レフやコンパクトデジカメに劣ると思われがちなスマホのカメラですが、
実は一眼やコンデジには逆立ちしても出来ない機能が?
スマホならではの良さを引き出す使い方を徹底解説していきました。
そしてスマホ写真の見た目がグンとアップするテクニックを伝授した後は樂屋の中で作品作りタイム。
Iさん・Sさんは「こけし」を、Hさんは「茶碗」をメインモチーフにして
自由な発想で写真を撮っていきます。

屋外でこけしを撮影するIさん。腕の固定の仕方とこけしの目線に綺麗に合わせたポジショニングがグッドです。

Sさんはあえて白背景を選ぶことで、レッスンでお伝えした「日の丸構図」を際立たせる撮り方を選んだようです。

Iさんの撮った写真。斜めの窓をうまく利用し、オブジェクトを大きさ順に並べたアイデアあふれる作品です。

Hさんの撮った写真。レッスンでお伝えした「グリッド線の活用方法」が活きましたね!

さて、後半はいよいよ「撮られ方」です。

バシバシ撮られながら修正を…と行きたいところですが、
落ち着いてまずは座学からスタート。

表情を構成する顔の筋肉の構造から説明していきます。

「歯を見せて笑ってみましょう」と言われた時はどう口を開けるのが正解?
「ギュッと目ヂカラ入れてみて」と言われた場合に力を込める筋肉ってどこ?

いきなり実践しても「???」となってしまう「表情」のギモンを
丁寧に頭で理解していきます。

それがなんとなく掴めたら、いよいよ撮影タイムスタート。
今回は「歯を見せた自然な笑顔」がテーマです。

Iさん

Sさん

Hさん

3人ともとてもいい表情が撮れました!

そんなこんなで開催を終えた「写真の撮り方撮られ方」。
また3年後〜と書きそうになるところですが、
どうやら遠くない将来また開催されるとの塾長情報が?

春公演終了後のレッスンスケジュールに注目です。

俳優な人も、俳優じゃない人も!
「写真の撮り方撮られ方」をどうぞよろしく!