皆さんこんにちは。
むさしの芝居塾の初瀬です。
もう先週の話になっちゃうんですが、久しぶりに対面レッスンをやりました。
私が講師を務める「写真の撮り方・撮られ方」。
対面での最後の開催が2020年の初春、そこからずっとオンラインのみでの開催だったので、そもそもその講座初めて知ったわ、という方も大勢いると思います。
で、ありがたいことに、コロナ渦初期の割まだ色々制約がキツかった頃からオンライン版「写真の撮り方、撮られ方」で学んでくださった塾生さんがいらっしゃいました。4年半ぶりの対面講座再開となった9/12にはその中でも特に熱心な姿勢で写真に向き合い続けてくれていたお二人が参加! オンライン型の講座ではどうしても伝え方が難しかった「対人撮影でのコミュニケーション術」をテーマに2時間のレッスンを行ないました!
今回ご参加いただいたのはKさんとFさん。
Kさんはオンライン講座で風景写真を主に学び、今では三鷹市公認の「街角カメラマン」をされています。
Fさんは自撮りを学びたくて講座を受講し始め、自撮りと並行しながら独自性豊かな空間センスで味わい深い風景写真も撮るようになった方。
でもお二人にはオンラインの講座ではどうしても伝えきれないことがありました。
それは、『限られた制約の中で自分の動き・位置取りだけで構図を決めるのではなく、被写体もカメラマンの意思で動かしながら構図を作っていく為のコミュニケーション術』。
風景写真にせよ、自撮りにせよ、それらは「与えられたスペースの広さから最適と思える解を導き出して自分がベストと思うものを記録する」という、ある意味で自己完結型の写真撮影術になります。そしてこれらは座学的な意味合いが強い。強いて言えば構図や空間バランスにおいて重要視すべきことの基礎知識がまず身についていて、そこからさらに「自分の引き出し」というものがある程度確立できていないと当然ながら良い写真は撮れません。逆に言うと、知識と引き出しがものを言うという意味で、座学でもある程度の高さまで登ることが可能です。それ一本でいくなら。
でも、写真は知識や引き出しだけじゃなく、コミュニケーションが大切になってくる場合もあります。
それはつまり生物を撮る場合。
人物写真の出来は8割がモデルで決まる、なんていうのはよく言われる言葉ですが、実はそれもモデルさんが100%を出せた場合のお話。モデルさんが自分のストロングポイントもウィークポイントも知り尽くした、一定以上にに経験値の高い人でない場合、ポテンシャルの100%を引き出すのは、実はカメラマンにしか出来ない事なんです。
それは、どうしても実際にカメラを通して人と向き合わないとどうしても学べないこと。
対面レッスン再開の日にやらんでいつやるのだ! …ということで、Kさん・Fさんにはカメラマン役とモデル役を交互に代わって貰いながら、まずは塾で実戦スタートです。
さて、そんな訳で塾である程度実戦を重ねた後、暑さが心配だったので時間を絞って、
水分や日よけを持って、今度はフィールドワークに出かけました!
そんな訳で、お二人からはもっと沢山の作品を見せてくださいましたが、ブログではここまで。
お二人とも「対面での実戦形式のレッスン面白かったー!」と言ってくださり、私としても嬉しいレッスンでした。
ただ、先週は「撮りたい二人」に交互にモデルをさせてしまったのが無念。
10月は求む!撮られたい人!撮られ方テクニックもお伝えしたい事がいっぱいの初瀬でした!
最後に講師作例を幾つか。
むさしの芝居塾スタッフ
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