むさしの芝居塾アートディレクターの初瀬です。
ようやく『楽園の楽屋』関連の作り物がひと段落したので、
今日は久しぶりに対面クラスの演技レッスンに生徒として参加しました。
思えば昨年3月に『ソウルマン』の延期が決まってから、私はもっぱらテレワークだったので、
この1年の塾の変化、レッスン内容の変化というのは聞いてこそいたものの、
自分の身体で体験するのは初めてだったのですが、
今日は予想以上の変わりように驚きました。
一番驚いたのは、指導方針の変化。
1年前までは「台詞を声に出して楽しく読む」ことに重きを置いていましたが、
ウェイト感が大きく変わって、もっと「演じるとは何だろう」という事を
深く掘り下げるレッスンへと進化を遂げていました。
針谷塾長はもともと自身の豊富な経験を元にレッスンを展開しているので、
これまでも公演の稽古においては表面的な演技や声色でキャラクター性を表現することなどを
やめさせ、もっと深い部分で演技ができる俳優を養成するという方針を持っていましたが、
この1年の間で、それが「公演のためのレッスン」だけでなく「普段の演技レッスン」まで拡がったという感じでしょうか。
「こういう感じに表現すればとりあえず及第点でしょ」的な決め打ちで臨むと見事に粉砕されます(笑)
楽しみたいという人はもちろんですが、
もっと上手くなりたい、レベルアップしたいという人にはうってつけのレッスンだと感じました。
これから始める方も、伸び悩みを感じてる方も、是非むさしの芝居塾へ!
むさしの芝居塾スタッフ
- 小劇場で活動後、引退してサラリーマン生活をしていたところを針谷理繪子によって引き戻される。写真やデザインをはじめ、むさしの芝居塾のアートディレクションを担当。
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