皆さま、新年明けましておめでとうございます!先日、塾から近い深大寺へスタッフと初詣してきました。
とても面白いご住職のお話は「誰かの幸せのために」生きることがどれだけ幸福か、というお話でした。三尺三寸あるお箸、自分のための欲が深い人間は自分で食べようとしても食べられず落としたものまで奪い合うような地獄を生きることになるけれど、たとえ知らない人でもお腹が空いているだろうから食べさせてあげたい!というような、人のための欲を持つ人ばかりなら結局食べさせあってみんなが幸福に生きられる、というお話。
千葉の台風被害の時にお風呂を無料提供されたホテル三日月さんや、東北豪雪の際にトラックの荷をといて立ち往生している車に配布したヤマザキパンのトラックの運転手さんのお話などに触れ、そういう時にこそ、企業の本来の姿が見える、とも。
我がむさしの芝居塾は、社会から見れば小さな団体ですが、日々、毎日のレッスンが、大きなお鍋をみんなで囲んで三尺三寸箸で笑顔で食べさせあっているような場所です。立ち上げから四年間、素晴らしい仲間たちに恵まれ、関わってくださる全ての方々に恵まれ、ありがたいことにずっとそうでした。
これからも公演を通して、また、他のかたちでも、より多くの皆さまと、ながーいお箸で繋がっていけるように精進していきたいです。
今年も、誰かの笑顔のために、むさしの芝居塾は武蔵境にあります。いつでも、お立ち寄りくださいませ。
今年もよろしくお願い致します。
むさしの芝居塾塾長
針谷理繪子
むさしの芝居塾スタッフ
- 「やりたい時がやれる時!あなたの挑戦、全力でサポートします!」 劇団前進座出身。小劇場にて文学座、自由劇場などの俳優陣と共演後、三十代でニナガワスタジオと前進座に同時合格。以降全国巡演、海外公演など。年齢は魅力!糧!さあ進化しつづけましょう。
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