「誰かが誰かを愛してる」稽古のもよう:楽をするのは悪いことじゃない

今回の稽古では、アレクサンダー・テクニークの講師である直塚先生にお越し頂きました。

本日のトップ画像は、皆で椅子にすわって、座った状態からアレクサンダー・テクニークを使って、

余計な緊張を取り除く方法を教えて頂きました。

普段は舞台の上に立っているときのほうが多い。 座っているときこそ普段の癖が出てしまいがち。余計な力が入っている箇所を手を当てて直塚先生が教えてくれました。

シーンを通す中で、直塚先生にエンジェリング(後ろに天使が舞い降りているように動いて)をして頂き、

ハンズオン(余計な緊張のある箇所に手を当てる)で緊張の入っている箇所を教えてもらう出演者たち。

「いつもよりも楽に芝居ができた。」、「声が出しやすかった。」という感想が次々と出るなか、

直塚先生からのフィードバックで、「今通してみて、やったという感じがしなかったかもしれないけれど、余計な力が入っていない分、力を入れたい時に余力を使える。楽に演技することは悪いことじゃないよ。アレクサンダーを使って、役者が持っている力を本来の力を引出しただけ、今出来るようになったことに自信を持って欲しい。」と仰って頂きました。

小屋入りまで約一週間。ラストスパートだからこそ、楽にそして豊かに駆け抜けていきたいです。

後半はパートナー同士で緊張を取り除く方法を教えて頂きました。

アレクサンダー稽古の後、力が抜けて気持ちよく寝てしまう人も笑 アレクサンダー効果絶大です!

むさしの芝居塾  春の3周年記念公演
『誰かが誰かを愛してる』
作 / 堤 泰之  演出 / 針谷理繪子
チケット予約受付中!