むさしの芝居塾メールマガジン―瓦版第75号―

さぁ「鬼」再演へ! キャスト募集は5/25(木)締切です!

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演じて・笑って・元気になろう! むさしの芝居塾メールマガジン
―瓦版第75号―
2023年5月1日発行
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皆さんこんにちは。今回はメルマガ開始4文字目に「鬼」という文字を置いてみました。いつもはキャスト募集を終え、キービジュアルなどが出来上がってからタイトルその他を情報解禁しているので、先々月の終わりから「次回は『鬼』の再演」です!と高らかに宣言してしまっている現在の状況が、なんというか面白いのです。とはいえ、ライバルは初演ですなんて寝ぼけたことを言うつもりはありません。初演は軽々ブチ抜くところがスタート地点。次号メルマガではもう出演者募集締め切ってます!

【目次】

・ごあいさつ
・むさしの芝居塾最新ニュース
・今月のむさしの芝居塾
・コラム~それはまるで幸せな夢を見た休日の二度寝のような~

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1)ごあいさつ
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花粉症のピークがようやく過ぎ去ったと思ったら、なんだか日によったり昼夜によったりで寒暖差が激しい春になっています。特に4月から環境の変化があった人にとっては精神的にも肉体的にもストレスが溜まりやすいこの季節ですが、GWのアクティビティに今からでも予約できるむさしの芝居塾のレッスンを加えてストレス発散はいかがでしょうか? 詳しくは下記にて!

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2)むさしの芝居塾最新ニュース
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【演技クラスにて台本読みが進む「鬼」、出演者募集は5/25(木)まで!】

劇団芝居屋樂屋さんへの全面バックアップという形で挑む「鬼~贋大江山奇譚」。今回はたちかわ演劇祭参加作として8月9日(水) ~11日(金・祝)にたましんRISURUホール・小ホールでの本番に臨むのですが、その出演者をまだまだ鬼募集しております! 性別・年齢・経験不問・学生 / 社会人もOK! 斬って斬られて歌って踊るエンタメ度120%のこの作品に、夏までの時間と情熱を捧げてみませんか? 殺陣・アクション・ダンス・演技の経験は不問です!
応募方法など詳しくは → https://shibaijuku.com/info/20230424

【第二回『大朗読会!』開催に向け調整中! 今から最高の準備を!】

2022年に開催され「上演時間5時間、ガッツリ朗読」という豪快なスタイルで盛り上がりを見せた『大朗読会!』が今年も開催に向け準備を開始しました。現在年末の開催を目指して調整中ですが、皆さんここからの時間、『大朗読会!』を目指し朗読の道を歩んでみませんか? 沢山の作品を持ち寄って複数作品をストックしていくもよし、これに取り組みたいんだ!という難攻不落の山をこれから年末まで塾長と一歩一歩登っていくもよし! せっかくたっぷりある『大朗読会!』までの時間を使って朗読表現を共に磨きましょう!
スタジオレッスンのお申し込みページはこちら → https://shibaijuku.com/lesson

【出張芝居塾、承っています!】

むさしの芝居塾では、武蔵境駅徒歩4分の場所にある私たちのスタジオではなく、皆様のご要望に応じて出張スタイルでもレッスンを展開しています。内容も学生や社会人のオリエンテーリングで使えるものから、より市民講座や社会福祉としての講座に重点を置いたものまで様々。お問い合わせいただいた方と丁寧に話し合いを重ねて最適な内容をご提案します!
お問い合わせは info@shibaijuku.com まで!

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3)今月のむさしの芝居塾
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【ゴールデンウィークはバッチリ開講いたします!】

最近はあまり「五月病」という言い方をしなくなりましたが、そうは言っても肉体・精神ともに落ち込みやすいと言われがちなこの季節。心身のリフレッシュに、むさしの芝居塾が用意する豊富なレッスンを活用されてみてはいかがでしょうか? 今年もゴールデンウィークは定休日の水曜を除いてバッチリ開講。演技や朗読など、他では味わえない学びの体験をご提供します。お母様を連れて体験にいらして、母の日に回数券をプレゼントなんてサプライズもきっと喜ばれるはずです。「演じて、笑って、元気になろう!」というフレーズをずっと使い続けてきた私たちが、笑って元気になるためのサポートを致します!

スタジオレッスンのお申し込みページはこちら → https://shibaijuku.com/lesson

【日舞所作基礎が、金曜夕方にも受講できるようになりました!】

むさしの芝居塾の隠れた(!?)人気クラス「日舞所作基礎」。トラディショナルな和装での美しい動きを懇切丁寧に指導するこのクラスが、月曜だけではなく金曜も開講することになりました! レッスン参加は浴衣や帯を持っていなくても大丈夫! 祭りや花火大会など夏らしい催しが数年ぶりに再開予定という地域も多い今年の夏。「本番」が来る前に、形だけじゃない和のたしなみを学べると好評のこのクラス。皆様のご予約をお待ちしております!

5月のレッスンスケジュールはコチラ!→
https://shibaijuku.com/schedule/20230427-1

スタジオレッスンのお申し込みページはこちら → https://shibaijuku.com/lesson

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4)コラム~それはまるで幸せな夢を見た休日の二度寝のような~
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個人的な話だが、4月は千葉に行く機会が多い月だった。1ヶ月で3度、実に10日に1回というペースで千葉に足を運んだ。東京23区を名乗ってはいるものの近所の川を渡れば神奈川県、という僻地に住む私にとって千葉はそう近いと呼べる場所ではなかったのだが、先月は縁というべきものがガチっとハマったのだ。

さて、夜遅めの時間に京葉線で東京駅を目指す、ということを何度かして、改めてよくわかったことがある。舞浜駅では多くの客が乗車してくるが、その何割かはネズミだということである。姿形の9割は人間だが、ネズミの耳を付けている。うまく人間に化けたつもりだろうが、耳が隠せていませんよネズミさん、と言いたくなる。

…というのは流石に冗談だが、例の夢の国から帰路につく人々の中には一定割合で耳が付いたままになっている人がいるというのは本当の話である。中には片目ごとにネズミの形をした6枚のレンズを実装するサングラスを装着したツワモノもいて、それはまぁ、舞浜を過ぎた京葉線という特殊な環境では許されるが、場所が場所なら通報案件と言えなくもない。

先日、塾スタッフで雑談中、仮に自分が園内にいるとしてあの耳を付けられるかという話題になった。意外にも意見は割れた。私は付けられない派だったが、その理由というのはつまり一言で述べるなら「その耳を外す瞬間というものに耐えられる自信がない」に尽きる。自分ならば舞浜駅の改札を通過するために交通系ICカードを取り出すそのタイミングでさっとカバンに仕舞うのがスマートなのではと考えるが、どんなタイミングにせよ、あの耳を外した瞬間に襲ってくる虚無感はそう小さくないのではと私には思えるのだ。

電車は東京駅に着いた。耳を付けた人々は依然として大勢いる。東京駅の京葉線ホームから在来線ホームまで、動く歩道で進む。やがて在来線ホームが近づくと、耳を付けた人々は耳を付けたまま散り散りになった。

おそらくその人々はまだ半分夢の中にいるのだな、と思った。魔法はまだ解けていないんだなと思った。そしてそれがどんなに美しく尊く、そしてまたエンタメの世界に身を置く人間が目指さねばならないものかを強く思った。

帰りの電車に乗ってもまだ解けない魔法と言うのは、それはまるで幸せな夢を見た休日の二度寝のような幸福な時間だ。私たちが劇場で提供している作品は、お客様が電車で帰る時間までその余韻を残せているだろうか。公演というものに携わる者として、その身を引き締める。

今月のコラム担当 初瀬健大

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