本番前々日。
とは思えないような和気藹々とした画像から本日のブログ、スタートです。
いや、「だって今日は端午の節句じゃない」と考えて美味しいものを持って来てくれたナイスな出演者が複数おりまして、今日のおやつは、柏餅にちまき。ありがてえありがてえ。
「煙が目にしみる」の稽古は遂に最終盤。明日は小屋入りなので樂屋を使っての稽古は今日が最終日でした。稽古がピークということは出演者やスタッフの疲れもピークなわけですが、それ以上に全員の連携が、テンションが、モチベーションがメキメキと上がっておりまして、皆様には本当に良い作品をご提供できそうです。
一つの演劇公演に集まったチームのことを演劇用語で座組といいます。この座組はよく家族に例えられるんですが、私も多くの演劇作品に関わってきて、今回ほど「本当に家族みたいだなあ」と感じたことはありません。何故って、年齢の幅やバランスが、これまでに関わってきたものと全然違うから。最年少と最年長の年齢差は約50歳。たった12人の出演者の中に10代と20代と30代と40代と50代と60代がいます。稽古をしていても、休憩中におしゃべりをしていても、あらゆる面でジェネレーションギャップを感じることが多いです。でも、最高年齢差約50歳の座組が、同じ意識を共有して、同じ目標に進むとき、そこには同世代ばかりが集まってる座組では見られない景色が生まれます。それが何かについて私の口から具体的に語ることはしません。劇場にお越し下さる方にはご覧いただけるでしょうから。でも、強いて一言だけ言うなら、それは人が「家族」について思うときの心の景色ととてもよく似ています。
あー今良いこと言っちゃった俺ってば。
さて、そんな「煙が目にしみる」最終盤ですが、今日はスペシャルなゲストが激励にお越しくださいました。強力な塾のトップサポーターにして最高のアドバイザーにしてみんなの師匠。私たち・むさしの芝居塾が「朗読劇ハムレット」で大変お世話になったあの、原田大二郎さんです!
でもね。写真ないの。
何故なら私が自分の職業をすっかり忘れてシアター外最後の通し稽古に見惚れていたから。はいごめんなさい。
そんな訳で、今日は稽古場オフショットを公開してお別れです。
そうそう、チケットはまだ発売中ですが15時の部は残席少なめです。今なら間に合う! 今なら!
吉祥寺シアターでお待ちしてます!
『煙が目にしみる』公演情報はこちら
『煙が目にしみる』稽古場のもようはこちら
むさしの芝居塾スタッフ
- 小劇場で活動後、引退してサラリーマン生活をしていたところを針谷理繪子によって引き戻される。写真やデザインをはじめ、むさしの芝居塾のアートディレクションを担当。
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