先週までの稽古が実り、「煙が目にしみる」の全体像が見えてきました。
なので、今日は細かい箇所を磨いていく稽古。
人によって磨く点は様々。
ちょっと感情が見えてこない人がいれば、
ちょっと感情だけで先走りがちな人もいる。
セリフの細かな部分で引っかかる人がいれば、
言葉のニュアンスだけでどこまでも突き進む人がいる。
でも、磨けば磨くだけ確実に変わっていくのが芝居の稽古。
個々を磨く作業が、全体を磨くことにつながります。
それにしても、これだけ稽古を重ねていても
脚本の解釈というものが研ぎ澄まされていくのだから芝居の稽古は面白い。
時間をかけて作り込んだことが伝わる90分になると思います。
是非、劇場でご覧下さい。
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むさしの芝居塾スタッフ
- 小劇場で活動後、引退してサラリーマン生活をしていたところを針谷理繪子によって引き戻される。写真やデザインをはじめ、むさしの芝居塾のアートディレクションを担当。
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