演技応用針谷理繪子
煙が目にしみる稽古のもよう:夜は本気の本気
さて、夜ですね。
これからむさしの芝居塾に通おう!と思っていらっしゃる方は、
『えー、夜、五月の公演の稽古なら、出ない人はつまんないんでしょー?』と思うかもしれません。
しかし!
こんなチャンスはなかなかありません。
出演者だと、基本自分の稽古とチケットの販売などに明け暮れ、全く余裕のないまま、気がついたらもう打ち上げの会場だった!笑!なんてことは意外とあります。
でも、出演者ではない立場から、一本の芝居が出来上がるのを見るのは、本当に勉強になるのです。かく言う私も、初めてプロの俳優陣のチームに出ることが決まったときは、その一本前の作品から関わり、演出助手をさせてもらいながら学んで、それから出演しました。懐かしい~!そのおかげで、俳優として出るときにも、現場で恥をかくこともなかったし、作り手側の視点を先に知ることができたので、俳優だけをやってきた人よりは、ずいぶん演出家に重宝されたのも事実です。
そういうわけで、
私はこれから塾生になって舞台出演を目指そうというみなさんにも、ぜひ今月から参加していただきたいなと思っています。
俺も私もやりたーーーい!の気持ちをたくさんためておいて、5月7日以降の稽古にバチコーンとぶつけていきましょうよ!
おまちしてますっ!
本日の稽古は、普段着がほぼ衣装な石ちゃんがセンターを務めるシーンから
都会の美女 VS 田舎のイケメンという構図
なるみちゃん(右)のド天然演技が今日の大笑いポイントでした
タバコに手を伸ばした女子高生が咎められるシーン
ふーちゃん、ギラギラした目の講師相手に堂々の演技を見せてくれました
茶髪兄妹。このシーンを実年齢俳優で作れる私たちは幸せだ
豊丸さんのこのジャージ、稽古直前に紳士服の青山で買ってきたそう
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むさしの芝居塾スタッフ
- 針谷理繪子
- 「やりたい時がやれる時!あなたの挑戦、全力でサポートします!」 劇団前進座出身。小劇場にて文学座、自由劇場などの俳優陣と共演後、三十代でニナガワスタジオと前進座に同時合格。以降全国巡演、海外公演など。年齢は魅力!糧!さあ進化しつづけましょう。
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