さぁ8月公演へ! 新たな船の進水式に加わりませんか!?
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演じて・笑って・元気になろう! むさしの芝居塾メールマガジン
―瓦版第74号―
2023年4月1日発行
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「3月の下旬頃はだいたい武蔵野芸能劇場に居る」私たち。ロビーからはいつも咲き始めの桜が見え、劇場入りするときは桜の花をスマホで撮影して気合を入れている出演者やスタッフも多いです。そんな桜も今年は稀に見る早咲きで、かつ春の長雨で半分ほど花びらを落としたあと。でも路面をピンクに染める花びらを眺めるのもまた綺麗なものでした。「桜の開花が近くなったらあの連中がなにか演る準備をしている」とおぼえていただければ幸いです。
【目次】
・ごあいさつ
・むさしの芝居塾最新ニュース
・今月のむさしの芝居塾
・コラム~この息苦しい時代に一つだけ感謝したいこと~
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1)ごあいさつ
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おかげさまで劇団芝居屋樂屋の公演「愛さずにはいられない」が無事に全日程を終えました。あまり自画自賛をするものではありませんが、また傑作を生み出してしまった…というのが本当に正直な思いです。そして、今回圧倒的だったのは出演者たちの仲の良さ。年齢こそバラバラなチームがまるで長年連れ添った学友たちのように笑い合う姿を見ていると、そりゃ作品の出来も良くなるさと思えました。さぁ、次はあなたが仲間の一人になる番。次回公演のキャスト募集については↓をチェックです!
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2)むさしの芝居塾最新ニュース
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【「愛さずにはいられない」全日程終了しました!】
むさしの芝居塾が全面バックアップした劇団芝居屋樂屋の公演「愛さずにはいられない」が全ステージを終えました。ミドルエイジ世代には特に刺さるというお声を多数頂戴した今回の公演。観にいらして下さったお客様も老若男女様々だったと思いますが、皆様の目にはどう映ったでしょうか? 今回の作品が、お客様の中の「愛さずにはいられないもの」を再確認させていたとしたら、これ以上なく幸いです。
公演の模様はこちら → https://shibaijuku.com/info/20230401
【劇団芝居屋樂屋次回公演は8月! 演目は『鬼~贋大江山奇譚』再演です!】
『愛さずにはいられない』のパンフレットで正式に告知した通り、劇団芝居屋楽屋の次回公演が決定しました。8月9日から11日まで、立川のたましんRISURUホールにて。しかも今回は第31回と歴史を刻んできた「たちかわ演劇祭」に参加します。演目は2019年に初演( https://shibaijuku.com/aboutus/stage/08 )した『鬼~贋大江山奇譚』。今回は原作者である渡辺和徳氏のご協力の下、初演時で既に大幅脚色を加えていた脚本を針谷理繪子がリライトし更に進化させます。そして、劇団芝居屋楽屋ではこの公演に出演するキャストを大募集中。主役級の大きな役も全てワークショップ・オーディションを経て決定します。ワークショップ・オーディションについて詳細を知りたい方はinfo@shibaijuku.comまで「鬼出演希望」と書いてメールを送信するだけ! 後ほどご案内をお送りします!
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3)今月のむさしの芝居塾
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【学び始めの季節到来! 他所ではなかなか味わえない新たな趣味を始めませんか?】
新年度が始まる4月と言えば、新たな趣味や学びにチャレンジするシーズンでもあります。楽器やスポーツなど定番の趣味も面白いですが、他の人とはちょっと違った趣味を始めてみませんか? むさしの芝居塾ではその名の通り演技はもちろん、朗読や日舞所作基礎など、一般的なカルチャースクールとは一味違う学びを取り揃えています。塾生は8歳から70代まで幅広く、和気あいあいとした雰囲気が好評です。是非春からの新たな学びに、むさしの芝居塾の様々なレッスンを是非ご活用ください!
スタジオレッスンのお申し込みページはこちら → https://shibaijuku.com/lesson
【4月はアクション2回にダンス4回! ストレス発散にも効果ありです!】
4月のアクションは10日(月)・24日(月)の19:00~21:00。限定二回ですが、先の公演で女性の名を叫びながらバットを振り回していた佐藤洸講師の「本職」姿には驚かれる方も居るのでは? そして「れっつ!ダンス」は、4月からは通常クラスとして毎週木曜18:00~20:00の開催。ストレス発散にも効果抜群で俳優としてのスキルアップにも効果的な、むさしの芝居塾の体を動かすクラス。ぜひ一度ご体験ください!
4月のレッスンスケジュールはコチラ!→https://shibaijuku.com/schedule/20230221
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4)コラム~この息苦しい時代に一つだけ感謝したいこと~
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人気ドラマの最終回後などによく用いられる「◯◯ロス」という言葉が一般化されたのはいつからだったろうか。千穐楽翌々日、皆で片付けを行なった翌日であるいま、私たちはまさに「愛さずにはいられないロス」の只中にいる。
しかし「愛さずにはいられないロス」という言葉はちょっと長すぎやしないだろうか。もう公演が終わった後に思うことでもないのだが、省略形が欲しいなと感じてしまう。
「愛さずにはロス」はどうだろうか。短くなりはしたが、ちょっと言葉として意味がわからない。では「愛さずロス」では如何か。語感はマシになった気がする。しかしこれでは愛さなかったが故に何かを失った人みたいだ。そうなるともう「愛ロス」しかない。なんだか寂しん坊の集団みたいだが、この公演が終わった後の喪失感は「愛ロス」が一番近く思える。それだけ皆の心の中の愛を一つに結集して作り上げた公演だったのだ。
さて、2020年5月に予定していた「ソウルマン」の延期が決まってから3年。
私たちは演劇の火を絶やすまいと様々な制限の中でレッスンや公演を行ってきた。それでも例のウィルスに罹患し朗読や演劇の公演に出られなくなってしまった人は何人か出てしまったし、塾生さんの努力の成果を舞台の上まで持って行ってあげられなかったことは、正直悔しさしかない。本人の悔しさはその何倍もの大きさだろう。どうか、心折れることなく、その悔しさを新たな挑戦へ踏み出す一歩につなげてもらいたいと思う。
そんな中でも、私はこの息苦しい時代に感謝したいことが一つだけある。それは、リモートでのオンラインレッスンというものが加速的に普及したことだ。
オンラインでベース部分の演技指導を受け、一定の時期になったら実際に稽古に通ってもらって共に作品を形作っていく。そんなことが可能な時代になったのだ。そうして昨年の春公演では兵庫にお住いの塾生さんが、そして今回の「愛さずにいられない」では佐渡島にお住いの塾生さんが東京での舞台出演を果たした。それまでこの東京・武蔵野の地に根を生やすようにしてレッスンを展開してきた私たちにとって、人と人との出会いのエリアが首都圏レベルから全国へと急拡大したこと、それはこの憎きウィルスが蔓延する時代の中、ただ一つ感謝したいことだ。例のウィルスが人と人の距離を遠くしたとはよく言われる話だが、私はそれも絶対とは思わない。オンラインでの繋がりがここまで発展しなければ実現しなかった奇跡的な出会いが今まさに目の前にあるからだ。
次に出会う人は日本にお住いの方とは限らない。ボスニア・ヘルツェゴビナから日本を目指すジュディさんかもしれない。クロアチア出身のルビンスカヤさんかもしれない。むさしの芝居塾は、カタカナが書けて読めるくらい日本語ができる方なら誰でも大歓迎である。
今月のコラム担当 初瀬健大
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