むさしの芝居塾メールマガジン ―瓦版第73号― 2023年3月1日発行

チケット売れてます! 購入・ご予約はお早めに!

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演じて・笑って・元気になろう! むさしの芝居塾メールマガジン
―瓦版第73号―
2023年3月1日発行
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北風だったり南風だったりが交互に吹く季節がやってきましたね。三寒四温なんて言葉もありますが、ここを抜けた先は春、というこの感じは本当に大好きです。杉、お前は別だ。さて、例のウイルスに関する国の取り扱いが変わる今月ですが、むさしの芝居塾は今までと全く変わらぬ対策を当面続けます。ここに来る誰もが健やかで笑っているために。ご協力をお願いします。

【目次】

・ごあいさつ
・むさしの芝居塾最新ニュース
・今月のむさしの芝居塾
・コラム~AIが普通に怖いんですけどって話~

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1)ごあいさつ
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この原稿を書いているのは2月下旬。なんだか公演までにもう一回ぐらいメルマガがありそうな気がしておりましたが、これが「愛さずにはいられない」前の最後のメルマガなんですね。そんな訳でこのメルマガをご覧の方限定で情報を漏らしますが、チケットは4ステージ全般、売れ行き好調です。このままのペースだと早期に完売となる回が出る恐れも…特に昼の回はその恐れがあります。ご予約・ご注文はお早めに!

劇団 芝居屋樂屋 2023年春公演『愛さずにはいられない』
https://shibaijuku.com/springstage2023

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2)むさしの芝居塾最新ニュース
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【春公演稽古の裏で8月公演プロジェクトが進行しています!】

先月のメルマガでも明かされた通り、8月に刀ブンブン系活劇の上演を決めた劇団 芝居屋樂屋。演技だけではなく多彩なレッスンを行っているむさしの芝居塾が全面バックアップに入り、既にメンバー集めを始めています。現時点で要求されるスキルはありません。8月公演のためにチーム編成する経験豊富な講師、そして演出が、安心・安全を最優先に無理なく作っていきます。普段の公演よりちょっとエネルギーは使うし、普段の公演よりちょっと汗を流す、そんな作品を作る仲間に、今更もう一度部活に入るような気持ちで加わってみませんか?

お問い合わせは → https://shibaijuku.com/aboutus/trial

【ダンスも通常のパスポートで受けられるようになります!】

今まで人数を絞り特別クラスとして再開に向けての調整を続けてきた「れっつ!ダンス」。4月からは通常クラスとして復活!4月は4回の開催となります。公演出演を目指しているという方も、寒いの終わったから体動かしたいという方も、そして舞台での演技経験はあるけど専門性の高い分野を伸ばしていきたいという方もウェルカムです!

4月のレッスンスケジュールはコチラ!→ https://shibaijuku.com/schedule/20230221

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3)今月のむさしの芝居塾
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【服部健一&平山国浩出演!調布FM「ラフ・チャージRadio」は13日24時から!】

調布を中心に世田谷区や武蔵野市の一部など幅位広い範囲をカバーする調布FMの人気番組「ラフ・チャージRadio」の収録に、『愛さずにはいられない』キャストから服部健一と平山国浩が参加してきました。時代劇作家の橘相模守さん、市民劇団主宰の川本出雲さんという二人のパーソナリティとゲストで「エンタメを盛り上げよう!」がテーマのこの番組。果たしてキャストの二人はどんな話を展開したのか? 13日24時からの放送をお聴き逃しなく!

収録の模様はコチラ! https://shibaijuku.com/info/20230227

なお、放送はアプリ「ListenRadio(リスラジ)」でもお楽しみにいただけます! アプリのダウンロードは以下からどうぞ!

★iPhoneの方

https://apps.apple.com/jp/app/listenradio-%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%B8/id1460129712

★Androidの方

https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.dpn.android.listenradio&hl=ja&gl=US

【公演稽古は、パスポートをお持ちの方なら誰でも見学or代役参加可能!】

従来と同じですが、塾生ならレッスン受講者は演劇づくりのリアルな現場(しかも結構佳境)をゼロ距離で見られてしかも代役参加もできちゃうのがむさしの芝居塾流の稽古スタイル。劇団ではないカルチャースクールだからこそ採用できたこのスタイルで出演してみたい意欲に火が灯る方、結構いらっしゃいます。皆様も是非。

スタジオレッスンのお申し込みページはこちら → https://shibaijuku.com/lesson

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4)コラム~AIが普通に怖いんですけどって話~

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AI(人工知能)がいよいよ実戦での利用に堪えられるようになったと言われ始めたのは一昨年くらいからだったろうか。これはネット技術・機械技術の先端で仕事をされている方々の趣味の問題なのかもしれないが、その当時はまだAIと言えば「機械学習により生成された『萌え絵』」を指す場合が多く、そうした分野に関して疎い私はAIが描いたと言われる萌え絵を見ながら「ほえーこりゃ凄い」程度のことは思ったが、それがこれからどのように社会に受け入れられるか、また社会が受け入れていく過程でイラスト界隈以外のクリエイティブ系の仕事には一体どんな影響があるのか。憶測は色々言われていたものの、その時は自分にすぐに影響があるとは思えなかったのだ。

だがイラスト以外の分野にAIが進出してくるスピードは予想以上に早かった。例えばロゴ等のデザイン。例えば写真合成。更には最近テレビでも話題の「ChatGPT」や「Bing」のようにしっかりとした文章を人工知能が綴ってくるまでになった。

こうなってくると、創作を生業としているものとしては決断を迫られることになる。「自分ではなく機械が考えた」「自分ではなく機械が作業した」をどこまで許していいかというのはそれぞれ考えるしかない問題だからだ。選択肢も色々だ。「AIの力は一切使わない」というのも一つの考え方だし、「AIをフル活用して自分の芸幅を超えていく」というのも考え方だろう。そしてこのあたりは自分にとっての創作が「芸術」なのか「クリエイティブな仕事」なのかによっても変わる。芸術としての拘りが強ければ強いほど自分以外のもの、それも機械が作品に手を加えるなんてことには抵抗があるだろうし、仕事としての意識が強い場合は案件にかける工数を減らすためにAIを積極的に使っていこうとなる。もちろん使う使わないはそんな二元論的な話ではない。実際、私はいま3月28日に幕が開く「愛さずにはいられない」に小道具で出てくる名刺を作っているのだが、名刺としての大まかなデザインは自分で作り、いわゆる企業ロゴの部分はAIに出力させたものをデザインソフトで軽く加工したもので作った。「遠目に見てこんな感じの小道具でありたい」というディレクションはしつつ、「こんな部分は誰も見てないよ」レベルで一般的に作り込まない箇所はAIに丸投げしたのだ。こうして私はAIを仕事に活用しているが、その恐ろしさについても思うところはある。例えば演出家か誰かがぱぱっと出演者の写真を何枚か撮って、「この写真で素敵な演劇のフライヤー作ってーAIさん」とスマホで依頼し、何案もの中から選ぶことが出来る、そんな未来が来たら、というか来るのだが、私は機械には絶対に表現できない作品の読解などといったものでAI相手に戦って、善戦はしても最後は散るだろう。

小説を書くAIは既にあるときく。戯曲を書くAIもそろそろだろうか。だが、その紡がれた言葉たちに命を吹き込むこの連日の稽古は、100年後のAIにも真似させまい。機械には絶対に真似のできない純度100%人間の魅力を、3月28日&30日、どうか劇場で。

https://shibaijuku.com/springstage2023

今月のコラム担当 初瀬健大

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[TEL&FAX] 0422-26-4867
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