【6/1〜】対面レッスン再開のお知らせ

むさしの芝居塾事務局より皆様へ大切なお知らせです。
私たちは、対面でのレッスンを2021年6月1日(火)より再開することを決めました。

思えば最初の緊急事態宣言で5周年記念公演「ソウルマン」の稽古を中断(後に公演延期)したのは昨年3月のこと。
以来、私たちの暮らす国や地域が行動自粛を呼びかけるたび、私たちはそれに応じる形で営業を停止させてきました。
それはひとえに、皆様が心身ともに健康であるため、そして塾が皆様にとって安心できる場であるためでした。
実際、私たちはクラスターはおろか、少なくともコロナの日本上陸後も塾に通ってくださる皆様から一人も感染者を出さず、
さらに今年の3月には徹底した感染対策を行なった上で劇場公演も行うことができ、多くのお客様にお越しいただきました。

私たちむさしの芝居塾スタッフは5月上旬から話し合いを重ね、また日々の感染者数や病床の逼迫度合い、
また変異型ウィルスの割合やワクチンの摂取状況などあらゆる数値に注目しながら、対面レッスン再開のタイミングを模索してきました。
そして、緊急事態宣言延長の有無にかかわらず、6月1日(火)より対面レッスンを再開しようと決めました。

とは言え、私たちにとって最も大切なものが皆様の生命と健康であるということは変わりません。
6月より再開する対面レッスンも、もちろんクラスごとに人数制限を設けた完全予約制とし、
レッスンにおいてはソーシャルディスタンス・換気に最大限配慮し安心・安全のレッスンを行います。
また、今後、新型コロナウィルスの感染者数が急速に拡大した場合、首都圏の病床の逼迫度合いが悪化した場合など、
対面レッスンの継続が最適解でないと判断した場合は対面レッスンの中止・再休業もありえます。
そうした発表をせざるを得ない場合はブログにて発表いたしますので、定期的にご覧いただけると幸いです。

この1年は闘いであると同時に学びの時間でもありました。
多くの学びの中で特に痛感したのは、芸術文化やエンターテインメントがどれだけ人の心に栄養を与えているかです。
もちろんそれを確信していたからこそ私たちはこの道を選んできたのですが、このコロナ禍という事態は
世界にどんなことがあっても絶対に芸術文化の火を消してはいけないという想いをさらに強めてくれました。

むさしの芝居塾は、皆様の安心・安全に最大限配慮するという姿勢を今後も続けながら、
このコロナ禍で疲れ果てた心に栄養を与えられる場でありたいと思っています。

今後ともむさしの芝居塾をよろしくお願いいたします。