そこにドラマは見えるか

金曜夜は殺陣コース。
今日も3人の若手塾生が来てくれました。

来週から小栗先生は公演の集中稽古が始まってしまうので、
殺陣コースは今日を最後に1ヶ月ほどお休み。
なので、レッスンを教える方も受ける方もチカラが入ります。

後半はいつものようにペアを切り替えながら立廻りの練習をしたのですが、
小栗先生が動画を撮りながら「刀の扱いが完璧でなくても、芝居がちゃんと出来てるとそれなりに見えるね」とボソリ。
そうなのです。当然ながら立廻りも立派な芝居。レッスンでは所作や刀の扱いももちろん教えていますが、それと同じく立廻りの登場人物を演じることが何より重要なのです。

今日来てくれた塾生たちは、殺陣以外にも本気コースなど他のクラスでも腕を磨いてるメンバーだけに、演じる姿勢は真剣そのもの。

クラスは違えど、芝居塾のレッスンには「芝居」という芯がしっかり通っているのだなぁと再確認できた金曜の夜でした。

一足早く樂屋入りして鏡と向き合って刀を振るH君

足払いをよけるS君。真剣そのもの

スバァっと胴切り