いよいよ夜は、月曜日以外は毎日「煙が目にしみる」のお稽古になりました。
「煙が目にしみる」といえば、ジャズの名曲がありますね。
私も大好きな曲で、はじめてこの戯曲のタイトルをみたときには、
へーーーーーー!このタイトル使うかーーーー!センス良いーーー!!!
と驚きつつ、このタイトルでつまらんとか、ぜったいなしだわなあーなんていぢわるな気持ちもあったものでした。笑。
しかし、
観てみて、読んでみて、あの曲に勝るとも劣らないいい作品だなあ、としみじみ思いました。
ただ読者として読むとき、
出演するとき、
観客として観るとき、
そして演出するとき、私は、戯曲の読み方が変わります。
(私だけかもしれませんが)
数多の劇団や演劇サークルの方々が取り上げてきたこの作品ですが、
今、演出する立場で日々この戯曲と向き合いながら、
まだまだ発見できそうな隠されたかけらをもっともっとみつけて、
書いた人も驚くような、今までに観たことがない「煙が目にしみる」にしたいと思っています。
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むさしの芝居塾スタッフ
- 「やりたい時がやれる時!あなたの挑戦、全力でサポートします!」 劇団前進座出身。小劇場にて文学座、自由劇場などの俳優陣と共演後、三十代でニナガワスタジオと前進座に同時合格。以降全国巡演、海外公演など。年齢は魅力!糧!さあ進化しつづけましょう。