火曜の夜6時半からは『本気コース』です。
むさしの芝居塾では、現在、どのレッスンでも、特に予約は必要なしです。その日に『あ、行こう!』と思いついたらいつでもいらして下さい、っというお気楽システムです。
という事は、
誰にも、そのレッスンに誰が来るのか、どんな組み合わせで誰とどんなお芝居をするのか、もちろん講師陣にもわかりません。笑。
そう!一期一会!毎日毎回が新鮮で、エキサイティングなレッスンです。
そんな今夜は、Hさん、Bちゃん、Aちゃんという、女子高生と、その親御さんよりちょっと年上の世代の方々、という組み合わせに。
高校生のAちゃん曰く
「学校の先生か、親しか、大人と話すことないから、ここにくると面白い!」だそうです。うん、面白い大人ばっかりくるね、ここね!笑
レッスンはもちろん大人も子供も高校生も、やることは同じです。声を合わせて滑舌ゲームをしたり外郎売りをやったり、不思議なもので、若い子が来ると人生の先輩方にも気合が入ります。声もいつもより出るし、表現も豊かに。これは発見でした。特定の世代だけでくっついていては、持っているチカラを出し切ってないのかもしれない。守ってあげようとか、教えてあげようとか、導いてあげようとか、危険を知らせてあげようといった深層心理が、本能かな?人間にはあるように感じました。
さてさて、そんな3人組は、パワフルに時代劇もやって、朗読もやりました。
そしてレッスンの後お茶しながらBちゃんが、夢を語ってくれました。
Aちゃんにとっては、
さっき知り合ったばかりのおじさんの夢。
おじさんはものすごい目ヂカラであつく女子高生に語りかけます。
、、、すごい熱量です!、、、しゃべり自体は、月曜上野アナのおしゃべり道場で練習したらもっともっと伝わるのにな、、、でも内容はかなりいい、、、いのちのはなし。
黙って真面目に頷きながら真剣な面持ちで聞くAちゃん。なんていい子なんだ。
そして、一言。
「すごいっすねー!なんか夢、壮大。」
うん!Aちゃん、私は君が気に入った!面白いぞ!Aちゃん!笑。
きっと自分の話もいっぱいあるでしょう。ね。
樂屋がこうしてみんなの思いを受け止められる場に育っていってくれるように、と、願っています。
むさしの芝居塾スタッフ
- 「やりたい時がやれる時!あなたの挑戦、全力でサポートします!」 劇団前進座出身。小劇場にて文学座、自由劇場などの俳優陣と共演後、三十代でニナガワスタジオと前進座に同時合格。以降全国巡演、海外公演など。年齢は魅力!糧!さあ進化しつづけましょう。
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