今日は日曜日。
塾はお休みの日ですが、有志で集まって、塾の稽古場「樂屋」からほど近い井口コミュニティセンターへ繰り出しました。
ここの体育館にて、土方歳三や沖田総司も稽古に励んだという、あの、天然理心流三鷹道場のお稽古があるのです!(ちなみに来週からは体育館耐震工事につき別の場所になるそうです)
お電話で体験させていただけないかとお願いしたところ、ものすごく優しい方で、体操着に帯、あれば足袋を持参すれば良いとのことでした。
蒔田将大くん、佐藤弘明くん、服部健一くんと、なぜかやる気満々の塾長はりがい。
ラッキーなことに道場の平井先生から直接ご指導いただけることに。お稽古の雰囲気は明るくて皆さん和気あいあい。
でも、もちろん稽古が始まったら空気が変わりました。
おかりした刀はとても重く、思ってた以上にこれは大変!
まずはご挨拶。刀の持ち方、置き方、作法、お辞儀、刀の刺し方、など、一通り。塾にき始めの頃、みんな正座ができなかったことを思い出しました。
(終了後、自分たちで帯もしてたし、お辞儀もできてたからなんかやってるんだなーとは思ったよとお声がけいただけました。塾長、ホッとした。笑)
さて、ここからはもう、笑い事ではありません。二時間みっちりと、休みなく、ひたすら集中し先生の見よう見まねで刀を振り続けました。
写真で持っている太い木刀は、実際新撰組の皆さんも稽古で使用したと伝わる木刀のレプリカで、ものすごい太さと重さ。すごすぎる、、、
さらに、めちゃかっこいい先輩方の演舞を思わず口をぽかんと空いてみてしまった私たち。鹿島神宮での演舞に向けてのお稽古だそうでした。剣術のみならず、柔術なども組み合わさったまさにこれは総合的な格闘術だなあと思いました。
あっという間の二時間が過ぎ。
四人はなんだかぼーっとしながら樂屋へ帰ってきました。心地よい疲労感と冷めやらぬ興奮、、、。
天然理心流三鷹道場では、多摩の伝統的・無形文化として代々継承された形を保存していくことを目的とされているそうです。
同じ多摩で生きるものとして、今日の体験は本当に貴重なものでした。私たちも今日の学びを活かして、コメディの中にもきっちりと、形も心も大切に、芝居を作っていきたいと思いました。
平井先生はじめ、三鷹道場の皆さん、本当にありがとうございました。
むさしの芝居塾スタッフ
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